磯釣りのポイント選びのコツとは?大物を釣るにはここを狙え!
磯釣りのポイント選びのコツですが、まずは魚がどのようなところにいるのかを知ることが第一です。
初心者は、魚というものは海の中を縦横無尽に動き回っているものと考えがちなのですが、これは少なくとも磯釣りのターゲットになるような魚に関しては正しくありません。
そうではなくて、一般的に魚というものは隠れ家となるようなものがあるところ、そして餌となる他の生き物が多く棲みついているところに集中しているものだと覚えておきましょう。
そんなことを言っても、海の中にどんな隠れ家がどこにあって、餌となる他の生き物がどこに多くいるのかが分かるはずがないとか、それが分かれば苦労はしないと思うかもしれません。
しかし陸上からでも、ある程度の知識と経験があれば十分に目星を付けることは可能です。
磯釣りのポイント選び
隠れ家というのは、要するにフラットな地形ではなくて障害物があるような場所です。
例えば真っすぐな堤防とか護岸のところよりも、岩場とか、波消しブロックが置かれているような場所がそれに当てはまります。
磯釣りの場合は言葉の意味からしても後者のような障害物、隠れ家となるような地形が海中に多い場所を初めから狙っているということもできるでしょう。
そして、餌となる他の生き物についても、基本はこの隠れ家となるような地形と大いに関係しています。
全く何もないただの海中にいるような餌は、浮遊性のプランクトンぐらいのものです。
大物を釣るにはここを狙え!
複雑に入り組んだ岩場などには海藻も成長しやすく、それを求めてエビや貝、ゴカイなどの小動物が棲みつき、さらにそのような小動物を餌とする魚も自然と集まってくるという寸法になるわけです。
また、単純な話ではありますが、海底には当然ながらそこを動き回る小動物も多いはずで、そこにはやはり魚が集まってくるということも言えます。
ここまでの話は生き物としての魚の性質に注目したものですが、実はこれとは全く別の観点からポイント選びをする方法もあります。
それは、魚の性質に注目するのではなく、それを釣り上げる釣り人の側に注目した方法です。
人を見てポイントを選ぼう
例えば、どう見ても地元の年配の釣り人が釣っているような場所は優良ポイントである可能性が高いです。
もちろん邪魔するのは良くないでしょうが、その場所を頭に入れておくことはできます。
あるいは、釣りの痕跡が多いような場所も同じです。
例えばエサや仕掛けなどが多く残されているような場所がそれに当たるでしょう。